病院搬送ロボットの費用相場は?

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病院内で検体や薬剤、食事などを運ぶ搬送ロボットの導入を検討する際、費用は重要な判断材料となります。搬送ロボットには、自律的に走行するAMRと、決められた経路上を走行するAGVの2種類があり、それぞれ費用が異なります。本体価格だけでなく、システム構築やメンテナンスにかかる費用を含めたトータルコストで判断することが大切です。

AMRの相場

AMR(自律走行搬送ロボット)は、機能や性能によって大きく異なりますが、本体1台あたり数百万円~数千万円程度が目安です。ただし、実際に運用するには、複数台のロボットやそれらを管理するシステム、充電ステーションなども必要となります。

また、導入時にはシステムの設計や組立、現地での調整費用などが別途必要となり、大規模なプロジェクトでは1,000万円以上になる可能性もあります。

AGVの相場

AGV(無人搬送車)は、誘導体に従って走行するロボット。AGVの本体価格は、1台あたり200万円から500万円程度が一般的な目安です。ただし、AGVは床に貼った磁気テープなどの誘導体に沿って走行するため、本体価格に加えてルート設定のためのインフラ整備費や設備工事費などが必要になります。システム連携なども含めると、数百万円から数千万円と費用は大きく変動します。

大まかな費用を把握するには

搬送ロボットの導入費用を具体的に把握するためには、下記のポイントを押さえておくことが重要です。

導入目的と要件を明確にする

まず、「何を」「どのくらいの量」「どのような頻度で」運ぶのかを明確にします。搬送する物品の重さや大きさ、稼働時間などの要件を具体的にすることで、必要なロボットの仕様や台数が決まり、より正確な費用感を把握できます。

要件を整理することで、過剰な機能を持つ高価な機種を選んでしまうことを避けられます。

システム全体の総額で比較する

ロボット本体の価格だけでなく、導入にかかる全ての費用を含めたシステム全体の総額で比較検討することが重要です。具体的には、ロボット本体、運行管理ソフトウェア、周辺機器、システム設計・構築費用、現地での設定・調整費用、導入後の保守・メンテナンス費用などが含まれます。本体が安価でも、他の費用が高額になるケースがあるため注意が必要です。

複数の業者から見積もりを取得する

一つのメーカーや業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取得することをおすすめします。同じ要件を伝えても、提案されるシステム構成や費用は業者によって異なります。複数の見積もりを比較することで、おおよその相場感を把握できるほか、自社の運用に合った提案を選択しやすくなります。

補助金の活用を検討する

搬送ロボットの導入には、国や地方自治体が提供する補助金や助成金を活用できる場合があります。例えば、「中小企業省力化投資補助金」のような制度を利用することで、初期投資の負担を軽減できる可能性があります。補助金の対象となる条件や申請期間は制度によって異なるため、公募情報を確認することが推奨されます。

病院の課題と規模から見つかる
病院向け搬送ロボット3選

病院の規模や運営体制によって、搬送ロボットに求められる機能や導入のハードルは大きく異なります。大規模病院では一度に多くの物品を運べること、中小病院ではすぐに使える手軽さ、無床クリニックでは限られた人員で診療時間を最大化することが求められます。
そこで、このメディアでは、病院の規模ごとの課題に応じたおすすめの搬送ロボット3選を紹介します。

大量の荷物を一度に運びたい
大学病院や地域の中核病院
なら
AI-MHOS(アイモス)
AI-MHOS(アイモス)
画像引用元:アーストレック ロボティクス
https://earth-trek.co.jp/smart_hospital/ai-mhos/
大病院におすすめの理由

最大200㎏積載可能で、病棟間を巡り検体・医療器具・滅菌物などを効率的に運搬。スタッフの往復作業による業務負担を大幅に低減します。

さらに

搬送ルート・部署連携・セキュリティ制御まで搬送業務を効率化。無理なく導入でき、持続的なロボットによる搬送体制を構築できる。

主な機能・仕様
本体サイズ
(mm)
467×880×1,520
積載/牽引(kg) 最大200
時間(h) 充電:2.5
走行:8
セキュリティ
連携
エレベーター:〇
ドア:〇
セキュリティ
対応
パスワード・ICカード・指紋認証・顔認証
導入してすぐに使いたい
中小病院や地域密着型病院
なら
GAEMI(ケミ)
GAEMI(ケミ)
画像引用元:ロボティズ
http://jp.robotis.com/sub/business_zip.php
中・小規模病院におすすめの理由

初期設定が容易なため最短10日で導入が可能。最小限の人数で運営する中小病院でもすぐに活用でき、スタッフの時間を確保しやすい。

さらに

ボタン操作やカード認証はAI制御のロボットアームで実行。エレベーターとのシステム連携が不要で、既存の設備のまま短期運用もできる

主な機能・仕様
本体サイズ
(mm)
500×540×1,150
積載/牽引(kg) 最大30
時間(h) 充電:公式HPに記載なし
走行:最大24
セキュリティ
連携
エレベーター:〇
ドア:〇
セキュリティ
対応
アームによる
カードタッチ
医師の時間を患者に向けたい
無床のクリニック
なら
kachaka(カチャカ)
kachaka(カチャカ)
画像引用元:Preferred Robotics
https://kachaka.life/dental/
クリニックにおすすめの理由

患者対応中にロボットが搬送を担い、医師は診療を中断することが減少。待ち時間を減らし、診療の質が高まり満足度向上につながります。

さらに

kachakaは最小55cmの通路幅でも走行可能な小型タイプなので、都心部の歯科クリニックや耳鼻科などの狭い空間でも活用・収納が容易

主な機能・仕様
本体サイズ
(mm)
240×387×124
積載/牽引(kg) 最大30
時間(h) 充電:2.0~
走行:2.0~
セキュリティ
連携
エレベーター/ドア:
いずれも公式HPに
記載なし
セキュリティ
対応
公式HPに記載なし

※初期費用や月額費用に関しては、公式HPより直接お問い合わせください。

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