病院搬送ロボットで活用できる補助金は?

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病院で搬送ロボットを導入する際には、国や地方自治体が提供する補助金制度を活用できる場合があります。人手不足の解消、業務の効率化、生産性の向上を目的とし、病院は補助金を活用することで、導入にかかる初期費用を抑え、よりスムーズに新しい技術を取り入れることが可能です。

ここでは、病院搬送ロボットの導入に利用できる可能性のある、代表的な補助金制度についてご紹介します。

中小企業省力化投資補助金(一般型)

人手不足に悩む中小企業などを対象に、IoTやロボットといった省力化に繋がる設備の導入を支援する補助金です。病院も中小企業者に該当する医療法人などの場合、対象となる可能性があります。補助率・補助金額は、企業の従業員数に応じて補助額の上限が定められています。補助率は一律1/2、大幅な賃上げを行う場合は2/3です。また、1,500万円を超える場合は1/3となります(2025年度時点)。

対象者 中小企業者・小規模企業者・小規模事業者
特定事業者の一部・特定非営利活動法人・社会福祉法人
補助率 1/2(補助金額が1,500万円まで)※賃上げを行う場合は上限額を2/3まで引き上げ
1/3(補助金額が1,500万円を超える分)
補助上限額 最大1億円
対象経費 個別現場の設備・事業内容に合わせた設備導入・システム構築
従業員数 補助上限額
従業員数5人以下 750万円(賃上げを行う場合は1,000万円まで上限を引き上げ)
従業員数6〜20人 1,500万円(賃上げを行う場合は2,000万円まで上限を引き上げ)
従業員数21~50人 3,000万円(賃上げを行う場合は4,000万円まで上限を引き上げ)
従業員数51~100人 5,000万円(賃上げを行う場合は6,500万円まで上限を引き上げ)
従業員数101人以上 8,000万円(賃上げを行う場合は1億円まで上限を引き上げ)

医療施設等経営強化緊急支援事業
(生産性向上・職場環境整備等支援事業)

人材確保が課題となっている医療機関を支援するための制度です。限られた人員で効率的に業務を行う環境の整備を目的とし、その費用に相当する金額が給付金として支給されます。搬送ロボットのような業務効率化に資するICT機器の導入も対象に含まれており、職員の負担軽減や生産性の向上、さらには処遇改善につなげることが期待されています。

申請は各都道府県を通じて行われます。許可病床数が4床以下の有床診療所の場合は、1施設あたり18万円となります。国の予算額を超える申請があった場合、満額が交付されない可能性もあります。

対象者 2025年3月31日時点で「ベースアップ評価料」を届け出ている病院、有床診療所(医科・歯科)、無床診療所(医科・歯科)、および訪問看護ステーション
補助率 全額補助
補助上限額 病院・有床診療所:許可病床数×4万円
無床診療所(医科・歯科):1施設あたり18万円
訪問看護ステーション:1施設あたり18万円

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

「ものづくり補助金」として知られ、中小企業や小規模事業者が取り組む、生産性を向上させるための設備投資などを支援します。製造業だけでなく、サービス業である医療機関も対象です。搬送ロボットの導入により、院内物流の効率化やスタッフの負担軽減といった生産性向上を図る取り組みが対象となり得ます。

申請する枠によって補助額や補助率が異なります。例えば、通常の枠では補助額は最大2,500万円、補助率は原則1/2(小規模事業者は2/3)となっています。申請には、革新的な製品・サービス開発や生産プロセスの改善に関する詳細な事業計画書の提出が必要です。

対象者 中小企業者・小規模企業者・小規模事業者・特定非営利活動法人・社会福祉法人
補助率 中小企業 1/2
小規模企業・小規模事業者及び再生事業者 2/3
対象経費 機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、専門家経費、運搬費、
クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費
従業員数 補助上限額
従業員数5人以下 750万円
従業員数6〜20人 1,000万円
従業員数21~50人 1,500万円
従業員数51人以上 2,500万円
病院の課題と規模から見つかる
病院向け搬送ロボット3選

病院の規模や運営体制によって、搬送ロボットに求められる機能や導入のハードルは大きく異なります。大規模病院では一度に多くの物品を運べること、中小病院ではすぐに使える手軽さ、無床クリニックでは限られた人員で診療時間を最大化することが求められます。
そこで、このメディアでは、病院の規模ごとの課題に応じたおすすめの搬送ロボット3選を紹介します。

大量の荷物を一度に運びたい
大学病院や地域の中核病院
なら
AI-MHOS(アイモス)
AI-MHOS(アイモス)
画像引用元:アーストレック ロボティクス
https://earth-trek.co.jp/smart_hospital/ai-mhos/
大病院におすすめの理由

最大200㎏積載可能で、病棟間を巡り検体・医療器具・滅菌物などを効率的に運搬。スタッフの往復作業による業務負担を大幅に低減します。

さらに

搬送ルート・部署連携・セキュリティ制御まで搬送業務を効率化。無理なく導入でき、持続的なロボットによる搬送体制を構築できる。

主な機能・仕様
本体サイズ
(mm)
467×880×1,520
積載/牽引(kg) 最大200
時間(h) 充電:2.5
走行:8
セキュリティ
連携
エレベーター:〇
ドア:〇
セキュリティ
対応
パスワード・ICカード・指紋認証・顔認証
導入してすぐに使いたい
中小病院や地域密着型病院
なら
GAEMI(ケミ)
GAEMI(ケミ)
画像引用元:ロボティズ
http://jp.robotis.com/sub/business_zip.php
中・小規模病院におすすめの理由

初期設定が容易なため最短10日で導入が可能。最小限の人数で運営する中小病院でもすぐに活用でき、スタッフの時間を確保しやすい。

さらに

ボタン操作やカード認証はAI制御のロボットアームで実行。エレベーターとのシステム連携が不要で、既存の設備のまま短期運用もできる

主な機能・仕様
本体サイズ
(mm)
500×540×1,150
積載/牽引(kg) 最大30
時間(h) 充電:公式HPに記載なし
走行:最大24
セキュリティ
連携
エレベーター:〇
ドア:〇
セキュリティ
対応
アームによる
カードタッチ
医師の時間を患者に向けたい
無床のクリニック
なら
kachaka(カチャカ)
kachaka(カチャカ)
画像引用元:Preferred Robotics
https://kachaka.life/dental/
クリニックにおすすめの理由

患者対応中にロボットが搬送を担い、医師は診療を中断することが減少。待ち時間を減らし、診療の質が高まり満足度向上につながります。

さらに

kachakaは最小55cmの通路幅でも走行可能な小型タイプなので、都心部の歯科クリニックや耳鼻科などの狭い空間でも活用・収納が容易

主な機能・仕様
本体サイズ
(mm)
240×387×124
積載/牽引(kg) 最大30
時間(h) 充電:2.0~
走行:2.0~
セキュリティ
連携
エレベーター/ドア:
いずれも公式HPに
記載なし
セキュリティ
対応
公式HPに記載なし

※初期費用や月額費用に関しては、公式HPより直接お問い合わせください。

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搬送ロボット3選