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病院の感染対策における搬送ロボットの役割とは?

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医療現場では、患者やスタッフを感染から守るための対策が欠かせません。本記事では、病院における感染対策の基礎知識と、搬送ロボットが果たす役割について解説します。

病院における感染対策の基本

すべての患者を対象とする標準予防策

感染対策の基本となるのが標準予防策です。すべての患者の血液・体液・排泄物などを感染性のあるものとみなし、手袋やガウンの着用、手指衛生の徹底などによって医療従事者と患者双方を守ります。

感染経路に応じた3つの予防策

標準予防策に加え、病原体の性質に応じた「感染経路別予防策」も重要です。ドアノブなどを介して伝わる接触感染、咳やくしゃみによる飛沫感染、空気中を漂う飛沫核による空気感染の3つに分類され、それぞれ異なる対応が求められます。

院内搬送業務に潜む接触感染リスク

薬剤や検体、リネンなどの搬送は、多くの場合スタッフが手作業で行っています。複数の病棟や部署を行き来する中で、ドアノブやエレベーターのボタンなど不特定多数が触れる箇所に接触する機会が増え、感染経路となるおそれがあります。

搬送先や取り扱う物品に応じて手袋交換や手指衛生が必要になる場面もあり、防護具の消費や作業時間の増加を招く要因にもなっています。

搬送ロボットが感染対策に貢献する仕組み

搬送ロボットは、人を介さず自律的に物品を運搬できるため、スタッフの移動機会そのものを減らせます。接触機会の低減や、防護具の使用機会や交換に伴う負担の軽減も期待できます。感染症病棟においても、薬剤や食事、廃棄物などの搬送を自動化することで、スタッフの往来を減らすことが可能です。

感染対策としての導入ポイント

搬送ロボットを感染対策として活用する際は、本体やキャビネットが消毒しやすい素材・構造であるかを確認しましょう。また、感染症病棟専用の搬送ルートを設定できるかどうかも重要な検討事項です。平常時から運用しておくことで、感染症流行時にもスムーズに対応体制を強化できます。

まとめ

院内で行われる薬剤・検体・リネンなどの搬送業務は、人の手を介する以上、接触感染のリスクや防護具の消費といった課題と常に隣り合わせです。標準予防策や感染経路別予防策を徹底することはもちろん重要ですが、搬送そのものを自動化し、人の移動機会を減らすというアプローチも、感染対策を補完する有効な選択肢の一つといえます。

感染対策は、スタッフと患者の安全を守るだけでなく、医療の質を維持し続けるための土台でもあります。自院の搬送業務における接触機会や動線を見直し、感染リスクの低減という観点からも搬送ロボットの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

病院の課題と規模から見つかる
病院向け搬送ロボット3選

病院の規模や運営体制によって、搬送ロボットに求められる機能や導入のハードルは大きく異なります。大規模病院では一度に多くの物品を運べること、中小病院ではすぐに使える手軽さ、無床クリニックでは限られた人員で診療時間を最大化することが求められます。
そこで、このメディアでは、病院の規模ごとの課題に応じたおすすめの搬送ロボット3選を紹介します。

大量の荷物を一度に運びたい
大学病院や地域の中核病院
なら
AI-MHOS(アイモス)
AI-MHOS(アイモス)
画像引用元:アーストレック ロボティクス
https://earth-trek.co.jp/smart_hospital/ai-mhos/
大病院におすすめの理由

最大200㎏積載可能で、病棟間を巡り検体・医療器具・滅菌物などを効率的に運搬。スタッフの往復作業による業務負担を大幅に低減します。

さらに

搬送ルート・部署連携・セキュリティ制御まで搬送業務を効率化。無理なく導入でき、持続的なロボットによる搬送体制を構築できる。

主な機能・仕様
本体サイズ
(mm)
467×880×1,520
積載/牽引(kg) 最大200
時間(h) 充電:2.5
走行:8
セキュリティ
連携
エレベーター:〇
ドア:〇
セキュリティ
対応
パスワード・ICカード・指紋認証・顔認証
導入してすぐに使いたい
中小病院や地域密着型病院
なら
GAEMI(ケミ)
GAEMI(ケミ)
画像引用元:ロボティズ
http://jp.robotis.com/sub/business_zip.php
中・小規模病院におすすめの理由

初期設定が容易なため最短10日で導入が可能。最小限の人数で運営する中小病院でもすぐに活用でき、スタッフの時間を確保しやすい。

さらに

ボタン操作やカード認証はAI制御のロボットアームで実行。エレベーターとのシステム連携が不要で、既存の設備のまま短期運用もできる

主な機能・仕様
本体サイズ
(mm)
500×540×1,150
積載/牽引(kg) 最大30
時間(h) 充電:公式HPに記載なし
走行:最大24
セキュリティ
連携
エレベーター:〇
ドア:〇
セキュリティ
対応
アームによる
カードタッチ
医師の時間を患者に向けたい
無床のクリニック
なら
kachaka(カチャカ)
kachaka(カチャカ)
画像引用元:Preferred Robotics
https://kachaka.life/dental/
クリニックにおすすめの理由

患者対応中にロボットが搬送を担い、医師は診療を中断することが減少。待ち時間を減らし、診療の質が高まり満足度向上につながります。

さらに

kachakaは最小55cmの通路幅でも走行可能な小型タイプなので、都心部の歯科クリニックや耳鼻科などの狭い空間でも活用・収納が容易

主な機能・仕様
本体サイズ
(mm)
240×387×124
積載/牽引(kg) 最大30
時間(h) 充電:2.0~
走行:2.0~
セキュリティ
連携
エレベーター/ドア:
いずれも公式HPに
記載なし
セキュリティ
対応
公式HPに記載なし

※初期費用や月額費用に関しては、公式HPより直接お問い合わせください。

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